“飯能”
とある県のとある市名ですが、これがすんなり読める方はムーミンファンまたは日本国内の北欧情報に通じている方でしょう。(どちらでもなければ彩の国埼玉県民または元埼玉県民とみた。)
はんのう、と読みます。そのままの読みといわれればそうですが、とにかく飯能市(埼玉県南西部)に、北欧ファン注目スポットがあります。
それはムーミンバレーパーク。その名はメッツァ。
宮沢湖周辺を活かしたムーミンのテーマパークです。2019年春にオープンしました。
スオミュージック、実は元県民。ムーミンファンでなくともまさかあの飯能に世界で二つ目のムーミンパークができるとは。行かねばなるまい、空いてるときに!!と意気込んではいたものの、結局行けずじまいのまま、コロナ禍に。
フィンランドに行けないならせめてメッツァを訪れる日を心待ちにしています。
“Suomi”
北欧の国フィンランドのことです。スオミ、と読みます。サンタクロース(村)、オーロラ、ムーミン、マリメッコなどなど、日本でも人気ですね。
首都はヘルシンキ(Helsinki)。フィンランド南部にあります。
2011年から2017年にかけて、たぶん5回ほどヘルシンキを訪れました。
きっかけは「かもめ食堂」という映画です。
フィンランドに行くにはまず現地の言葉を学ばねばと思い、カルチャースクールでフィンランド語講座ができるのを待つこと数か月、関西でもようやく北欧ブームに乗っかって開講に至り、第一期生としてフィンランド語を学び始めました。そして2011年4月にフィンランドの地を踏みました。折しも東日本大震災から一か月余り。『NO MORE FUKUSHIMA』というプラカードを手にヘルシンキの通りを歩く人々を毎日目にしました。
さて、ここでフィンランド語に興味を持たれた方へ、フィンランド語を学ぶおすすめポイント
1 男性名詞女性名詞(大学生のころフランス語習得をあきらめた理由がこれ)がない
2 発音アクセントはアタマ(英語のようにアクセントはどこか、という問題は基本生じない)
3 ほぼローマ字読み
ヘルシンキに何度も行っている、というと、同じ国に何度も行くことを不思議に思われることがあります。日本人だけでなく、現地で出会う(他国の)観光客にも、ヘルシンキに来るのは2回目で、今回も5泊しているというと目を丸くされました。
旅行者主催のツアーでヘルシンキが組み込まれるのはだいたい1日か2日。でもそれだけではヘルシンキを堪能できず、マリメッコやムーミン、だけで終わってしまいます。
教会や大聖堂、湖、森。ただ過ごすために何度も訪れています。
ある日の日程は、カンピ礼拝堂→トーロ湾→ヘルシンキ大聖堂→公園でアイスとコーヒーを買って休憩→アカデミア書店→港のマーケットでベリーを買い→老舗デパートストックマンで買い出し→宿、です。
フィンランドに行ってみたいな、という方、Hei(ヘイ)やMoi(モイ)などの挨拶や、Kiitos(キートス)ありがとう、でなんとかなります。カルチャースクールで学んだものの、誇張なく、ほぼこれだけでなんとかしてきました。
一応、最後に念のためお伝えします。フィンランドは英語も公用語です。