2月23日(土)神戸ワールド記念ホールにて、FUNKY MONKEY BABYSのライブに行ってきました。
まず、このグループをご存知ではない方のために少し補足をすると、東京都八王子出身、「ファンキー加藤」「モン吉」「DJ ケミカル」の3人が、2004年元旦に結成した 2MC1DJ の3人組グループです。 2006年1月、CDジャケットに東国原英夫 元宮崎県知事(当時はそのまんま東氏)を起用したシングル『そのまんま東へ』でメジャーデビューを果たしました。
今まで何回か様々なアーティストのコンサートに誘ってもらったことがありましたが、なかなか行くことができず、ずっと残念に思っていました。 そして今回、DJケミカルが実家のお寺の住職になるとのことで、『6月に解散する』と発表されていました。これが最後のライブツアーになるので、是非見ておかなければと思い行くことにしました。 学生時代のバイトの先輩がこのグループのファンクラブに入っていたことにより、思わぬ形で貴重なライブに行けることになったのです。 ちなみに私自身、熱狂的なファンという訳ではありませんが、彼らのアルバムをよく聴いていました。
しかし、大きな会場でのライブは、大ファンであるジャニーズのTOKIO(ちなみに長瀬くんのファン)というグループの10周年記念コンサート以来、約8年半ぶりとなります。 初めは、ジャニーズとのノリの違いがあるだろうし、ついて行けるのかなと少し不安がありました。そして、その先輩に会場の雰囲気を聞いてみると、「公演中は、終始ノリノリなので、薄着で十分。」とのことでした。「そんなに動くの?」と感じましたが、まあ、周りに合わせておけば何とかなるかと思い、取り敢えず楽曲の予習だけをして、ライブ当日に臨むことにしました。
さて、当日ですが、とても寒く霧雨みたいな雨が降ったり止んだりと生憎の天候でした。
開場の1時間半前には到着していましたが、もう既にグッズ売場には長蛇の列。。。グッズを購入するのにもこんなに並ぶんだと感じました。また、それぞれいい値段で販売されていたので、歌手たちはここで儲けているのかと少し経済的なことも考えながら、時間を潰していました。
いよいよ開場となり、座席へ。 アリーナの20列目ということもあり、ステージにも結構近い! だんだんと埋め尽くされる会場は、子供連れの家族から年配の方々と幅広い年齢層のファンがいて、ビックリです!!
待ちに待った開演の時間。 まずは、マネージャーの方が2人出てきて、ライブに備えての準備運動が始まりました。他のアーティストでは、ラジオ体操をしたりすることもあると聞いたことがありましたが、実際行うのは初めてで色んな形で楽しませるのだなと感心しました。
そして、やっとライブの始まりです。 3人が登場してからの会場は、一段と活気が増し、周りの方に合わせて手を上げたり、ジャンプをしたりと1曲が終わるまで休まる暇はありません。しかも、曲中には必ずラップが入っているので、歌う方もとても大変!!曲が終わると暗転して少し休憩を挟むのですが、会場からは「頑張ってー!」と常に声が掛かる程、2人は全力で歌っていました。
また、所々でMCといってトークの時間があるのですが、八王子出身の3人に対して、客席からイジったり突っ込んだりしていて、そこはやはり関西のお客さん!随所に笑わせてもらいました。
公演時間はすべて含めると3時間半は経っていたかと思います。 曲目は、『FUNKY MONKEY BABYS 5』というアルバムからとシングル曲の多数で、20曲以上に上っていました。 楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、最後はとても名残惜しかったですが、帰るころには既に両腕が筋肉痛になっていました。(苦笑)
私は音楽に関して、自ら歌手を発掘するようなタイプはありません。友人の影響を受けたり、流行ものしか聴きませんが、このような楽しい時間を共有できるのであれば、たまにはアーティストのライブに足を運んでみるのもいいなと実感した1日でした。