本稿を執筆しているのは4月28日です。COVID-19(新型コロナウィルス)のために状況が目まぐるしく変わってしまいました。
2019年11月22日に中国(中華人民共和国)の武漢市で「原因不明の類する性肺炎」として確認されて以降、当初は、私も新しいインフルエンザのようなものが流行るのかな、という程度の認識でした。中国の春節も考えると、気を付けないといけないのかもしれないなとは思っていましたが、いつの間にか各国での深刻な状況が報道されはじめました。日本でも、4月7日には7都道府県を対象とした緊急事態宣言が出され、その後、4月16日には全都道府県に拡大されました。いずれも期限は5月6日までです。
皆様も、緊急事態宣言によりリモートワークや交代での勤務体制など大きな影響を受けていることかと思います。
私も、仕事の面からいえば、緊急事態宣言により、訴訟事件については5月6日までの期日がすべて取り消され、次回期日は追って指定とされていますが、具体的にいつになるかは目途が立っていません。電車も利用を控えて自転車通勤に切り替えました。
ゴールデンウィーク中は緊急事態宣言が延期されるのか、延期されるとすればいつまでかが注目点になってくると思います。おそらく緊急事態宣言を出すときと同じように民間に予測可能性を与えるために、政府から事前のリークがあると思われます。連休中もコロナ関連の報道からは目が離せない日が続きそうです。
私生活の面では、例年ですと、ゴールデンウィークは田舎に帰省する計画を立てていたところですが、この状況では時期を改めざるを得ず、自宅で過ごすことにしました。
子供のために折り紙やペーパークラフトを準備してるところです。ただ、さすがに一日中家にこもっていても発育上どうかとは思いますので、運動させる手段も考えないといけないなとも思っています。もちろん、三密は避けながらとなりますが。
どうか、皆様もご健康に気を付けてお過ごしください。
執筆者:弁護士 井上 彰
2020年05月01日