2024年10月01日

通勤時にバックパック(リュックサック)を背負っている人を多くみます。私も荷物を背負ってランニングするときにバックパックをつかっています。
このように書くときに「バックパック」というべきか?「リュックサック」というべきか?と気になってインターネットで調べてみたところ、バックパックの方が大型のものを指すことが多いが、日常用語としては厳密に違いを意識する必要はない、ということのようです。

私は通勤用としてはやや大振りなものをつかっていますので、バックパックとしておきます。
このバックパックは頑丈にできている分だけ重く、1.7kgほど。ケースに入れたノートパソコンを収容すると3kgくらい。
その時々の状況でさらに荷物が加わりますが、脱いだ衣類、革靴、文献類をバックパックに入れていくとそれなりの重量になります。荷物を背負って走って帰宅したあとに重量を図ってみたところ、7kg近くになっていたときもあります。
いつも私の感覚では5kgを超えると「ややズッシリ感あり」となります。

こうした重い荷物を背負って移動するのはしんどいことでしょうか?
そうかもしれませんが、どのような物事にもポジティブな側面があります。

重荷の効用。
通勤ランナー界隈で言われているのは「体幹が強くなる」ということです。重い荷物に身体が振り回されそうになるのを抑え込むために体幹が鍛えられます。体重の10%相当の荷物を背負って走るとよいそうです。
私の場合、とくにペースを落としてゆっくり走るときに上体が後傾してしまうクセがあり、重荷を背負って走ることがこれを改めるきっかけになります。
背中に重いバックパックを背負っていると後ろに引きずられるような力が働き、油断するとまともに走ることができず、いつまで経っても家にたどり着きません。これを避けるためには腹筋や背筋に力を入れて前傾を保つほかなく、悪癖を克服するよい意識づけの機会になるのです。

このように重い荷物を背負って走ることには案外よい効用がありますので、ぜひ皆さんもやってみてください。
(はじめての方は軽めの荷物から)

私の計画としては、重たい荷物を背負って脚づくりをして24時間走に参加してみようと考えています。10月に予定していた24時間走は都合によりキャンセルになってしまいましたが、来年のレースに臨むべく日々の準備に励んでいきます。
通勤ランや24時間走に関心のある方はお声がけください。