2021年11月01日

10月26日、 東京ヤクルトスワローズが横浜DeNAベイスターズに勝ち、阪神タイガースが中日ドラゴンズに負けたので、ヤクルトのリーグ優勝が決まりました。
10月27日、千葉ロッテマリーンズが東北楽天ゴールデンイーグルスに負けて、先に全試合を終えていたオリックス・バファローズの優勝が決定しました。
タイミングよく?セ・リーグ、パ・リーグの優勝チームが決まったので、今回はそれぞれの優勝について思ったことを述べてみたいと思います。

ヤクルトの優勝についてまず思ったことは、2年連続最下位ということもあって、開幕前にヤクルトの優勝を予想した人はほとんどいなかったのではないか、ということでした。
打者に着目すると、セ・リーグでのホームランランキングで、主将である山田哲人選手が4位、村上宗隆選手が巨人の岡本和真選手と並んで首位を獲得したことが大きいと思いました。
投手に着目すると、二けた勝利を挙げるような目立つ投手こそいないものの、昨年ノーヒットノーランを達成し、今年の開幕投手を務めた小川泰弘投手が順調に9勝を挙げたことに加え、プロに入って2年目の奥川恭伸投手が大きく開花して9勝を挙げたことが、大きな原動力になったのではないかと思います。
就任2年目の高津臣吾監督のもと、クライマックスシリーズも制すれば、11月20日から始まる日本シリーズで20年ぶりの日本一を目指すことになります。

オリックス・バファローズもヤクルトと同じく2年連続最下位でしたが、優勝を受けてまず思ったことは、以前いつころリーグ優勝したのか思い浮かばない、ということでした。ニュースをみてみると25年ぶりとのことでしたが、今から25年前というと1996年です。オリックス・バファローズは、2004年に当時のオリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズが合併してできた球団なので、合併後は初優勝ということになります。
近鉄バファローズの本拠地であった藤井寺球場に行ったことがある身としては、大阪近鉄バファローズの優勝でもあると理解しました。

さて、オリックス・バファローズの打者に着目するとやはり、2年連続首位打者となった吉田正尚(まさたか)選手の名を挙げずにはいられません。ホームラン数32本、打率301を叩き出した杉本裕太郎選手の名も挙げたいです。
投手では、山本由伸投手と宮城大弥(ひろや)投手の二人を挙げたいです。だいぶ勝ち星を挙げていたように思い、NPBの公式サイトなどをみてみると、この二人で31勝しており、チームの勝利数の半分近い数字を叩き出していることになります。
就任1年目の中嶋聡監督のもと、クライマックスシリーズも制すれば、11月20日から始まる秋の風物詩・日本シリーズで25年ぶりの日本一を目指すことになります。