9月が始まり、子供の夏休みが終わりました。子供の頃は夏休みが終わるのは残念でしたが、親の立場になると夏休みが終わりは、ようやくたどり着いたか、という気分になります。
お子様のいるご家庭はこの夏をどのように乗り切ったでしょうか。
特にコロナの問題が出てからは、屋内で体を動かせる施設も人数制限がかけられており、かといって外遊びは熱中症の危険を考えなければなりません。何より親自身が真夏の公園に行くことに躊躇を覚えます。
私は、できる限り子供に体を動かす機会を与えなければと考え、近くの屋内施設をいろいろ調べていたのですが、プール一択となってしまいました。他の屋内スポーツとしては、バレーやバスケットボールなども思いつきますが、まだ息子の年齢ではボールを使ったスポーツは難しい面があります。また、ボルダリングも試してみましたが、体力的にハードで1〜2時間が限界です。
結局は、水泳以外になかなか良いものが思いつきませんでした。ビート板を使ってバタ足で10m泳ぐことをこの夏の目標にしていたのですが、子供が「練習」という言葉に拒否反応を示すようになってきたので、鬼ごっこなどの「遊び」に切り替わってしまいました。それでも、体を動かす機会をつくれただけでも良かったと思います。目標は達成できませんでしたが、日に日に体力を増していく子供の成長には驚くばかりでした。果たして、いつまで自分の体力が追い付いていくかという不安もありつつ。
子供でもコロナの感染が問題となっていることなども考えると、まだまだ気が休まることもなさそうですが、今年も何とか夏休みを乗り切ることができたことに安堵しているところです。
執筆者:弁護士 井上 彰
2022年09月01日